高橋統仁です。

最近、NK細胞療法や

読者様から熱いメッセージをいただき

癌に対して、明るい希望を持っていた私。

その影響でしょうか、なんとなく体調も良く

体も軽い感じがして、少し浮かれていました。

まったくもって、単純と言うか楽天的と言うか・・・。

そんな浮かれ気分のの私の今日のスケジュールは、

”大学病院”へ胆管結石の手術後の経過の診察です。

”ここのところ何かと良い事が続いてるから問題ないでしょ”

なんて事を思いながら、いざ!大学病院へ!

採血して、診察してもらったのですが、

胆管は問題なし!順調なんだそうです。

ついでに癌の事を聞いてみると、

「当病院では、あくまでも高橋さんに対しては

胆管の診察だけで、癌の診察はいたしません。」だってさ。

そこまで私の癌の診察を嫌がらなくてもいいと思うけどね。

それでも、癌の進行具合が分かる検査もしていたので、

数値だけは教えてくれた。

前回検査したのは8月で今回は11月。

数値は2.5倍に上がってた・・・。

「先生、これって結構数値上がってますよね。」

と、不安になって先生に聞いてみたのだが、帰ってきたのは

「当病院では、あくまでも高橋さんに対しては

胆管の診察だけで、癌の診察はいたしません。」だってさ。

2回目だよ!それ聞いたのは。

結局、この数値だと自分の体の中の癌がどの程度顔分からず、

不安なまま帰されたのだが、

大学病院ってみんなこんなものなのだろうか?

やっぱり2ヶ月遅れの”生きる為の闘い”は影響出たな。

なんて思う一方で、気を取り直し、

”2日前にNK細胞やったばかりで

まだ効果が目に見えないだけかもしれないし、

NK細胞やってなかったら、もっと悪い数値なのかもしれない。”

なんて前向きに考えを修正したのだが・・・。

そのNK細胞に思わぬ伏兵が現れて、

私の大切なNK細胞入りの血液が奪われてしまった。

それは、人工透析を受けた際に、

透析時間が残り20分の時に突然発生しました。

私が透析している機会がいきなり

”ビー、ビー”と鳴り出したのがキッカケ。

いつもなら、看護師さんが来て、

静脈圧が上がった程度での事で済むのだが

今回は違ったようだ。

なんでも、機械に送られた血液が固まってしまったらしい。

そのまま透析を中止して、返血しているみたいだが、

うまく体内に血が戻らないらしい。

「高橋さんゴメン、残りの血はも出せないから捨てるしかないね。」

看護師さんが笑顔で話しかけてきた・

「いやいやいや、NK細胞はいった血だからダメだよ。」

「だって、固まっちゃったもん、むりだよ。」

・・・。気楽に言ってくれる。

東京まで行って、そこの看護師さんが

「NK細胞は一滴も無駄に出来ないから

私がつきっきりで看てますね。

最後の一滴まで体内に入れますから。」

と言って

投与した大切なNK細胞なのだ。

それを笑顔でゴメンで済まされても納得できない。

文句の一つも言ってやりたかったが、

看護師さんから見れば、私の癌は、

所詮は他人事である。

私が必死になればなるほど、滑稽にみえてしまうだろう。

と考え直し、グッとこらえた。

そんな私は機械から出ているチューブの中の血液を見つめ

「バイバイ、大切なNK細胞。」と心の中でささやく。

なんとなく、血液の中で手を振っているNK細胞が

見えたような気がした。

少し前までは、明るかった気持ちも

現実を見せつけられると、なかなか難しいものですね。

私の”生きる為の闘い”も前途多難だわ・・・。