高橋統仁です。

紆余曲折あり、

大学病院からすい臓がん治療のついて

見放され、途方に暮れながら退院した私。

そんな私に、さらなる苦難が襲い掛かります。

ここまでくると、さすがに”いいかげんにしろっ!”

と言いたい所ですが、なってしまったのだから仕方がない。

変化に気が付いたのは、退院して3日目。

コンビニに行ったときに店内を歩いていて、

妙に疲れる・・・。

体がフラフラして立っているのが辛い。

”退院してすぐだから、体力落ちてるのかな?”

なんて初めは思っていたのですが、

日を追う毎に、酷くなって歩けなくなってくる。

そのうち、お腹と右の背中に痛みを伴ってきて、

起きていられない。

一日中、寝ている状態が続いたある日、

いつものように、横になっていると、

度々、呼吸が出来ない症状が出てきた。

そして私は寝ることも出来ず、

24時間、ただただ座っている生活を

余儀なくされてしまった。

座ったいても、お腹や背中は痛くて辛い。

人工透析に通っているクリニックで相談しても、

「癌によくある症状だね、

あと胆のうの手術してからでしょう。」

なんて言われて、「これが癌の痛みかぁ。」

等と、すっかり信じていたのですが・・・。

”よ~く考えるとこの症状、昔経験したことある。”

と思い出した。

”この辛さ、人工透析で除水不足の時にでる症状だ。”

と気が付いた。

ここで少し人工透析についてお話させてもらうと、

人工透析は腎不全。つまり

腎臓が機能しなくなった人が行うものなのだが、

目的は体内に蓄積された老廃物や水分をろ過する事。

腎臓の役割は血中に溜まった老廃物や水分をろ過し、

おしっことして体外へ排出する役目なのだが、

それが出来ない腎不全患者が、

機械の力を借りて、替わりにろ過をしてもらっています。

週に3回、4~6時間かけて行うのですが、

この体内の水分の除去が不十分」だとどうなるか?

全身がむくみ出し、放っておくと水分が肺にたまり、

心臓なども水分によって肥大していく・・・。

それに伴って、貧血による歩行困難、

肺に水が溜まっての呼吸困難が起きてくる。

私が、人工透析になる直前など、

2歩歩くと呼吸困難になり、横になると呼吸が止まった。

その時は入院したのだが、

20日の入院で体重が26Kg落ちたくらいだ。

そんなこんなで、クリニックに行った時に

「除水してくれ。」

とお願いして理由を話すと、先生が言った言葉は、

「癌の板もだと思うよ。」

「でも一応は除水してみるか。」

なんてのんきな言葉が返ってきた。

考えてみれば、3週間入院して病院食を食べ、

計3回の手術をしたのだ。

手術日は一日食事NGだし、痩せていた当たり前。

おまけに癌からくる激ヤセが拍車をかけたらしい。

初めは半信半疑だった先生も、

どんどん除水されていく私を見て、

さすがに”ヤバイ”と思ったのか、

色々と言い訳をしてくるけど、

今の私にはそんなことはどうでもいいのだ。

結果、3週間かけて10Kg程、体重が落ちた。

段々と体調が戻ってきて、板もも無くなり。

輸血によって貧血も収まったのだが、

今考えると、足のむくみが尋常ではなかったのを

クリニックの先生が早く発見していてくれていれば、

こんな10月の下旬まで辛い思いしなくてすんだよなぁ~。

まあ、体調戻ったからいいとしましょう。

そして現在に至ります。

さて、これまで私が癌になってから現在までを

駆け足で書いてきたのですが、

私の癌との闘いは、こうして2か月遅れで始まりました。

まったく無駄に時間を使ってしまった感が満載ですが、

ここから、本格的に癌と闘う準備が始まります。

同時に家族に残すものも始動します。

この先は一体どうなって行くのかは、

もう、私でもわかりません。

では、次回もお見逃しなく!

higan7
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